我が家のiMac（Early 2008）のハードディスクを換装して250GBから1TBに増量しました。一挙４倍。

これで写真やビデオもHDD容量を気にせずに撮りまくれるようになりました。やったー。

HDDの交換自体は、こちらのサイトに詳しく載っています。個人的に情報不足を感じたのは、交換の前後にやるべきこと。これからやる方のためと今後の自分のために、下記にまとめてみます。

準備

実際の交換作業をやる前に着手したことから。

工具などを購入

iMacを開封するために必要なドライバーや、その他のアイテムを準備

• トルクスドライバーT-6, T-8
  • それぞれビックカメラで580円くらい。
  • 100均でも大きいところならあるかも。
• エアダスター
  • 内部にたまったホコリを吹き飛ばすため（掃除機で吸い取りながら使用）
  • エアーの勢いが強いので、カメラ用の手動のブロアーがBetterかも
• USB2.0 <–> SATA のHDD用変換ケーブル
  • 使ったのはこれ（UD-505SA）
  • これを使って新しいHDDをiMacにつなぎ、OSのインストールとデータ以降を先に済ませます。
• 新しいHDD、スペックは下記の通り

メーカー

Western Digital

型番

WD1002FAEX-R
（ツクモで7240円でした）

容量

1.0TB

キャッシュ

64MB

回転速度

7200rpm

インターフェイス

シリアルATA 6.0Gbps対応品（iMac early 2008では3.0Gbpsまで対応（´д｀;）

新しいHDDへMacOSXをインストール

まず、上記のケーブル（UD-505SA）をiMacにつないで、DVDからSnowLeopardをインストールしました。インストール先のドライブにこの外付けHDDとして認識された新しいHDDを選ぶだけ。
▼インストール中の画面。

これは新しいHDDに入れ替えてから行っても問題ありませんが、OSのインストールを先に完了させておくことで若干安心感があります。

TimeMachineからのデータ復元

インストールが終わって再起動されると、データの移行を促されます。今回は丸々TimeMachineのバックアップから復元するのを選択します。これがWi-Fi接続でやったら丸一日かかりました。LANケーブルでつないだ方が断然早いでしょう。
▼復元は時間がかかる。

交換

いざ、交換。交換の参考にしたのはこちらのサイト。有名ですね。

ASCII.jp：素人「絶対」お断り！　新iMacのHDD交換方法 吸盤付きの取っ手を使ってモニターカバーを本体から外す。磁力で吸い付いているだけなので、強い力を加える必要も、勢いをつける必要もない。真っすぐ正面に引く

特に難しいことはないですが、自身のない方はやめておきましょう・・・。保証対象外なのであくまでも自己責任で。

以下、交換の思い出（笑）

▼吸盤を貼付けて引っ張ると、液晶の表面を覆うアクリル（？）がはずれました。使ったのは歯ブラシスタンド。

▼本体の前面を覆うフレームをはずしたところ。トルクスのT-8を使用。

▼液晶パネルをずらしたところ。このときトルクスT-6が必要。

▼交換前のHDD。スポンジの下に温度センサーが付いている。スポンジごと新しいHDDに移設する。

▼旧HDDと新HDD。交換前はSeagateでした。WesternDigitalとばかり思っていた。

交換後の作業

交換が終わりうまく起動できたら、最後にTimeMachineを再設定しましょう。交換前のHDDのバックアップに続けて、差分バックアップさせることができませんでした。（ひょっとしたら出来るのかも・・・。）なので、TimeMachineのバックアップ先だったTimeCapsule内のデータを一度論理的に消去して、再度バックアップ先に指定し直しました。

TimeCapsuleの初期化まわりは@ttachiさんのブログを参考にしました。

Time CapsuleのHDDを初期化する方法について [Mac] – No Second Life 引き続き自分で使い続ける場合は「クイック消去」で十分だろう。誰かに譲渡するような場合には、よりセキュリティが強い方法での消去が良い。 Time Capsuleの初期化方法を参考にさせていただきました。