英語学習アプリ紹介シリーズの第2弾は、ディクテーション用アプリ「書きトレ」です。あのフュージョン電卓を作った二枚目兄弟のStudio Loupeさん開発のアプリです。
書きトレLite★リスニング力で差をつケル!マイケルの英語ディクテーション講座 1.0
カテゴリ: 教育
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 2.2 以降が必要
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個人的には今までディクテーションを英語学習に取り入れたことはなかったのですが、最近はこれこそが一番やるべき学習法かなと感じています。単に「聴く」訓練よりも、様々な面で英語力を鍛えるのに効果的かもしれないと考えているからです。ディクテーションでは聴き取った内容を「書き出す」という作業を通じて検証することになる。すなわち、聴いた内容を自分にもう一度フィードバックして「文法」「語彙」といった力を総動員して正しく書き落とそうと試行することになるからです。
でも、実際は結構めんどうなんですよね。聴いたことを書くために、紙とペンが必要だし、音声再生を止めたり、聴き直したり・・・。これらのどこまでがアプリによって楽になっているか。そういう期待を持ってアプリをダウンロードしてみました。
なお、ディクテーションがなぜ有効かは、こちらに詳しく論じられています。
さて、アプリの紹介は、前回同様に下記の構成で進めてみます。
- アプリの基本機能紹介
- 学習レベル紹介(わたしの独断と偏見)
- 総評(と言う名の感想)
アプリの基本機能
このアプリが持つ機能は主に以下の通り。
- 音声全体の繰り返し機能(部分の繰り返しではない)
- 自動的にポーズを挿入(ポーズ長さは固定)
- 答え合わせのテキストあり。(日本語訳はない)
- キーワードの解説。
個人的に期待してた、書き取り(紙とペンを使うところ)に関するソリューションはありませんでした。iPhoneのキーボードでうちこんでもいいと思うんだけどな。
▼アプリの表紙と使い方。
▼音声で出てくる単語をあらかじめチェックできます。先に見ないほうがいいかも。
▼音声再生画面。ひとつのテーマで同じ音声が3回繰り返されます。1回目は普通に読み上げ。2回目は書き取り用にポーズが入る。3回目は再度普通に読み上げ。この画面では早送りと巻き戻しは可能だが、ポーズはできない。
▼書き取ったら、答え合わせ。文は短い。ひとつのテーマを10分もあれば終えられる。
学習レベル
★★☆
今日から★で採点してみます。(もちろん独断。3が最難関で、1のほうが簡単)
読み上げスピードはかなりゆっくり目です。ESL Podcastが聴き取れる方なら、不自由はしません。しかし、そうだからといって、書き取りも簡単にできるかというとそうもいかない。僕は冠詞が抜けたり、単語をミススペルしたりすることがありました。
そこにディクテーションの難しさがあるのかなと思います。意味が完全に分かる程度まで聴き取れているのに、書き落としてみるとなんらかのミスがある。
ちなみに、僕のTOEICのスコアは学生時代(10年近く前)に受けたもので820点くらい。今は仕事で英語を使うしもっといけると思うけど、そのくらいの皆さんもやってみたら骨があると感じる、そういうレベルだと言うことですね。(よくわからん?)
総評
ディクテーションの事始めとしてはいいんじゃないでしょうか。文章は短め、使用される単語も難しくない。マイケルの発音はさすがNHK出演者なだけあってキレイだし。
まずは無料版からどうぞ。
書きトレLite★リスニング力で差をつケル!マイケルの英語ディクテーション講座 1.0
カテゴリ: 教育
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 2.2 以降が必要
調子づいた人は有料版へどうぞ。
ブログ更新しました。- 英語学習アプリ紹介マラソン#02 「書きトレ」~iPhoneでディクテーション http://bit.ly/hqjMGU
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