iPhone/iPadをエフェクターに変えるアクセサリ「iRig」を自作した

ちょっと前の話になりますが、iRigもどきを自作したのでちょいとご紹介を。

iRigと言えば、ちまたで人気のAmpliTube の専用アクセサリ。たちまちiPhoneやiPadがエフェクターに変身!という代物です。売り切れて手に入れにくいらしいのと、ちょっと頑張れば作れそうだったので久しぶりに電子工作に挑戦してみました。

▼買うとこんな値段。記事執筆時現在、入荷待ちの模様。

いざ自作

参考にしたのは、こちらのブログ。アキバで部品を調達してきました。

今回作った回路は、上記サイトの回路図を2石から1石に簡略化したものです。また、1次試作ということで、部品もあまりこだわらず作ってみました。上記サイトでは抵抗にDALE、DCカットのコンデンサにWIMAというメーカーの製品を使ったりされてます。このあたりは安い部品で済ませました。

回路の動作としては、ギターの出力をDCカットして、バイアス点を真ん中に持って行きます。バイアス回路はギターの出力インピーダンスが高いので、1MΩ程度の抵抗を使います。そのあとのFETまわりの回路(ソースフォロアーっていうのかな)でバッファとインピーダンス変換というわけです。

▼それで、できたのがこちら。黒いケースにユニバーサル基板が入ってます。ケースからはiPhoneにさす4極プラグ(黒のピンプラグ)、イヤフォンをさす白のピンプラグ、ギターをさすフォーンが出てきている格好です。ギター側のケーブルはBELDENのシールドコードを買ってきました。

▼基板はこちら。ハンダ付け汚いです。

実はひどいことに、DCカット用の容量の小さいコンデンサを買ってくるのを忘れて、とりあえずタンタルの47uFを載せてます・・・。そのせいで音質的には低域がすっかり抜け落ちた厚みのない音になってます。(すでに換えの部品を購入済みなので、早く変えなきゃ・・・)

所要時間は3時間くらいだったか。材料費は1,000円前後だと思います。iRigの入荷が待てない方はぜひTryしてみください。

AmpliTubeはこちらからどうぞ。
AmpliTube

iPhone/iPadをエフェクターに変えるアクセサリ「iRig」を自作した」への3件のフィードバック

  1. kibi

    @tw_omiya @murfuzz いろんなアプリがあるけど、ベースやギターと繋ぐオプション機材が案外高いのでiRigと言う製品の自作する方法を調べていた所でしたw http://is.gd/gcWT3

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