前回のエントリで触れたUSBオーディオインターフェイス。これが実は結構お勧めなアイテムなのでちょっとご紹介します。普段の主な用途はギターやベース、マイク入力のGaragebandへの録音なんですが、ヘッドフォンアンプとしてもなかなか優秀なのです!
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「その他」カテゴリーアーカイブ
EvernoteアカウントをUpgradeしました
EvernoteをついにUpgradeしてしまいました。無料アカウントの場合、月々にアップロードできる容量は40MBまで。これがPremiumバージョンへUpgradeすると月々500MBまで保存できるようになります。Webをクリップする程度だとせいぜい40MBもあれば十分だったのですが、ファイルサイズが15MBもあるPDFを誤ってアップロードしてしまったので図らずもUpgradeすることになりました。
- アカウントのUpgradeの支払いは、PaypalもしくはGoogle Checkoutで行います。(Google Checkoutって知らなかったよ。)
- Upgrade費用は、月払いの5ドルか、1年払いの45ドルが選択できます。今回はお試しで5ドルにしておきました。
- 支払いを終えるとアカウントのUpgradeは冒頭の画像のように、5分ほどで完了します。
で、下の画像が、Upgrade後のアカウント情報です。容量制限の容量と起算日が本日付けでリセットされました。
容量的にはPremiumにせずとも日常の使用方法(web clipとテキストメモ)では全然余裕だったので、今回はどでかいファイルの誤爆がきっかけでしたが、Premiumアカウントにする事で他にも特典がいろいろあるので使っているうちに新しい価値を発見できるいいきっかけになるかもしれません。
GTDのInbox用にメモ帳を買いました
GTD環境を整えるべく日々模索中のmacjです。
先週、こんなメモ帳を購入しました。見た目は非常にRHODIAに似てますが、個人的にはRHODIAより安い国産ノートということでこちらを選びました。197円です。
▼コクヨのデミクーパー
▼こんな紙(薄い黄色にブルーの方眼)
▼真ん中に切り取りがこっそり入ってて、半分に切る事が出来ます。
このメモ帳は、コンビニだとサークルKサンクスでしか扱ってないらしいです。私は近所にサンクスがあったのでそちらを利用しました。人気のHowTo本「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス) で紹介されたメモ帳らしいです。
<参考にした記事>
デミクーパー – ランディノート
昨日のエントリーでAppigo Todoを購入したと紹介したんですが、入力に慣れる間はとりあえず紙あるいはEvernoteにメモして、あとで入力&分類という感じの運用になりそうです。
名言を勝手にピックアップ(Appbank Podcastより)
hiro45jpさんがAppbank氏のお膝元鎌倉でPodcastに出演されたとの事だったので聴いてみた。下記のような事を語ってらっしゃったのが、非常に共感を持てたのでメモしておきます。
(1:05:50ごろ)
使い手が「ああしたい、こうしたい」と発信するのは実は敷居が高い。使い手その人の主張とかポリシーとか、その人自身の「こういう風にしたい」という軸があってこそ、よりよい環境ができる。(アプリ開発者にいい影響を与えられる)
(1:07:15ごろ)
生活習慣が変わるきっかけとなるようなアプリもあった。そのアプリたちで自分がどういう風にしたい、なりたいのか、軸を持って語りたい。
ブロガーとしてアプリの感想はさることながらレビューを記事にするうえでは、ある程度自分の生活スタイルというかポリシーを持って書かなければならない、ということを優しい語り口のなかで強く仰っていた気がしました。ブログの知名度や規模は違えど、開発者の皆さんやApp Storeにとっていい環境を醸成できるような記事を書きたいというスタイルには共感でき、当たり前の事ながら改めて気付かされたいいお話でした。
1時間超に及ぶノーカットの大作(?)になってますが、途中パエリアだのなんだの料理を食べているところが美味そうで腹が減ってしょうがありませんでした。晩飯前に聴くもんじゃなかったです(笑)
GTDで煩悩をマネジメント?
いかにして自らの煩悩と付き合って行くかについて、GTDビギナーが思った事を書き留めておきます。
GTDでは「Inboxに書き出す内容」=「頭にあること全て」と言ってます。「頭にあること」は大きく2つ、
- (やりたくないが)やらなければならない事
- やりたい事
からなります。前者は、主に仕事や家庭で次々に入ってくる課題。アポイントをとったり、見積もりを作ったり、クレーム対応だったり、靴を磨いたり、電球を変えたりといったものです。後者は「こうありたい」「あれが欲しい」と言った、いわゆる煩悩です。フルマラソンに出たい、ブログのページビューを増やしたい、TOEICで満点採りたいなどなど。思った事というのはタイトルの通り後者についてでして、ノンストップで湧き出てくる煩悩を「プロジェクト」や「アクション」として処理をしつづけていくことは、非常に疲れることだなぁと感じたので、この苦悩について考察をしてみました。
まず、確かにGTDは「ストレスフリー」と言うだけに、前者の「やらければならない事」を淡々とこなすには非常にいいツールだとすぐに体感する事が出来きました。仕事量を把握でき、仕事の終わりが見えるだけでストレスから解放される方向に向かいました。外から入ってくるタスクにはそれなりに限りがあるからです。しかし、後者である自分の内側から湧いてくる煩悩には限りがありません。欲しい物を手に入れたり、何かを習得するたび、「あぁ、もっとこうなりたい」と、いつまでたっても理想とする自分像は自分の一歩先を行っているからです。夢を追うのは悪い事ではありませんが、やりたいこと/欲しいものが頭にあるからとひたすらに吐き出して、終わりの無い処理に追われるのはストレスフルです。ビギナーとしてわたしはこういう状態に瞬時にハマってしまった為、タスク数のコントロールが効かずかなりしんどいなぁと思い始めました。
そこで、David Allen氏が提唱しているレベルはおそらくもっと高いところにいってるのだろうと想像するに至りました。GTDでは中長期的なレビューをすることで、将来なりたい姿や実現したい目標をストレスを抱えないように調整していけるということなのだろうと。その点、トップダウン的なアプローチのタスクタイムマネジメント方法が目標ありきで目標設定が突っ走り気味なのに比べて、GTDではボトムアップ的なアプローチをとる ー自分自身のタスク処理能力を把握するーことで、湧き出す煩悩への抑止力が働きやすのかなと、現在のところ合点しています。
煩悩なんて物は出家でもしない限り簡単にはなくならず、絶えず湧き出てくるものであって、うまく付き合って行かなければならないもの。うまく付き合うためのツールがGTDである。そういう解釈に至ったという事です。
実は自分がこれまでの人生30年ほどでようやく至りついた生き方のベースに、ゲーテの「ファウスト」がありました。ファウストの物語は、超適当かつ簡単にまとめると、地獄に堕ちるという契約のもと悪魔の力を借りた主人公が、きれいなお姉ちゃん・富・権力など欲しい物を次々に手に入れながらも「満足」できなかったのが、民の為に一大事業に励みだしたときに「満足」したと感じて地獄に堕ちず天に昇るというお話です(ファウストのわかりやすい解説はこちら。また手塚治虫が漫画化した物もあります。)それでこのところの私は、この「満足」こそが生きる道だと志して、いわゆる煩悩を抑止できていたつもりだったのですが、GTDで全部正直に書き出してみると、どうやら頭の中には煩悩がぐるぐると渦巻いていたんだなと気付いたのでした。
というわけで、今後GTDを「煩悩マネジメントシステム」として自分の中で昇華させ、自らの煩悩とうまくつきあっていけるようになるというのが今の目標です。