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「入れ立てのお茶」が変換されます。ATOK Pad for iPhoneリリース

ATOK Pad for iPhoneがリリースされましたね。今後便利に使えるようになることを期待してとりあえず買ってみました。

第一印象はあまり賢いような気がしなかったのですが、そこは勘違いだったようです。どうやら使い込むほどいいらしいですね。

今日はいろんな方々が発信しているブログ、TwitterでATOK Pad for iPhoneのファーストインプレッションをまとめている記事を集めてみました。

ATOK Pad for iPhone 関連情報

hitoxuさん

iPhoneに待望のATOKアプリが登場!「ATOK Pad for iPhone」を使ってみた。ファーストインプレッション!
最高に分かりやすいまとめ。

まずはじめに、ATOK Pad for iPhoneについて注意事項と制限事項を書いておきたいと思います。

  • 標準漢字変換ソフト(IME)として利用することは出来ません。あくまでもiPhoneのメモアプリです。
  • iPadで利用できません。
  • Bluetooth キーボードで利用できません。

この3点をまず理解した上で購入をするようにしましょう。

大事ですね。

appbankさん

ATOK Pad: 日本人にじわりと馴染む、日本語入力システムATOK組み込みメモアプリ。2832

また、パソコン版「ATOK」のユーザー辞書との連携も可能になっています。これはかなり熱いかと!!

らしいです!お持ちの方はぜひ。

donpyさん

【速報】iPhoneにATOKがやってきた。「ATOK Pad for iPhone」

目玉はリボルバータッチモード。はじめてフリックを覚えたときの衝撃がそこにはあります。なかなか面白い入力方式ですよね。

tobu1さん

日本語変換精度が高い『ATOK Pad for iPhone』がAppStoreへ、特徴とリンクなど


入れ立てのお茶のCM懐かしいです。


URLスキーマも提供されているようなので、これからいろんな連携アプリが登場することでしょう。

▼もちろんATOK Pad for iPhoneでも変換されます。

Bluetoothキーボードも一部使える?

最後にこんな情報も。。。

究極のメモアプリNotifyを即ポチ。Evernoteが手書きメモパッドに早変わり。

即ポチです。これだけの機能が入って、iPhoneとiPad両方で使えて、115円(2010/9/21現在)かよ!と盛大に突っ込みたくなるアプリ。

こちらで知りました。すばらしいまとめですよね。そしてこのクダリ、やられました。

さて、もう一度、NotifyのEvernoteとの同期機能をよーくイメージしてみてください。Notifyに手書きメモを作成します。我々が知らないところで、いつのまにかまったく同じ内容のPDFファイルがEvernoteに保存されています。これって、Evernoteを手書きメモとして使っているのと同じじゃないでしょうか。ね、そういうことになるでしょ。

まさしくその通りでした!ずっと要らないと思っていたスタイラスが欲しくなりました。

▼こんな感じにノートを作れます。写真、手書き、キーボード文字入力、図形、音声録音などが可能です。

▼できたノートはEvernoteの「Nortify」ノートブックにPDFとして同期されます。

「FastFinga」でよくね?とか聞こえてきそうですが、そうじゃないのです!!
Evernoteに送信するアプリならいろいろあったのですが、このアプリはあとでノートに加えた編集も自動的にEvernoteに反映されるという点で他のアプリに勝るのです。そう、「同期」だから!

Evernote連携の注意点

誤解を招きそうなので注意しておきたい点としては、すでにあるEvernoteのノートをNortifyのノートに挿入する機能はあまりいけてません。ひとつのノート内の画像と文字が別なファイルとして、こんな感じになります。
▼Evernoteに入れたウェブクリップなどのノートを読み込むと、テキストとノートがばらばら。スクリーンショットを貼付けたノートも「スクリーンショット」の文字だけが表示される・・・。

あくまでもオススメできるのは、新規ノートをNortify内で作成し、それをEvernoteに同期することです。同期は一度設定すると自動的に行われ、同期されたノートはEvernote上ではPDFとなります。Evernote上でそのノートにテキストを入れたり、画像を挿入したりすると、また上記のようなバラバラ事件になるので注意が必要です。あくまでも編集はNortifyからやるということになります。

とはいえ・・・

ここまで本格的にノートとしてiPad(もちろんiPhoneもユニバーサル対応)を使えて、DropboxやEvernoteにノートをExportできるアプリが115円とは驚きです。とりあえず落としておいて損はないでしょう。

Underscore Notify 2.0.1(¥115) for iPhone

更新:2010/09/10 powered by hiro45jp

Underscore Notify 2.0.1
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥115
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要
App

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Eye-Fi+Picasaで親孝行

Eye-Fi for iPhoneの動画対応について記事を書いたので、最近のEye-Fi活用方法についてちょっと語ってみる。

現行のEye-Fi Explore X2では写真と動画のアップロードに対応している。そして動画、写真それぞれ別々に好みのアップロード先を設定できる。実に便利だ。もう少しいうと、例えば動画も写真もそれぞれ、ウェブサービスでひとつ、ローカルPC/Macでひとつ、どこにアップロードするかを設定することができる。(もしかすると、複数のローカルマシンを設定できるかも)

例えば、写真ならローカルのiPhotoにアップロードしつつ、Flickrに写真を全部放り込むことが可能。

で、いろんな選択肢がある中で今僕が設定している内容は以下の通り。

写真:ローカル=iPhoto/ウェブ=Evernote

動画:ローカル=iPhoto/ウェブ=Picasa

以下、理由を詳しく。
続きを読む

Eye-Fi for iPhoneが動画に対応。PicasaやYoutubeへ非公開でアップロード可能

@hitoxuさんの記事で知ったのですが、Eye-Fi for iPhoneが動画のアップロードに対応したそうです。遅ればせながら、アプリをバージョンアップして試してみました。

そうすると、今までアップロードタブに表示されなかった動画がアップロード候補として登場するようになりました。早速Picasaへアップロード!

・・・時間がかかります。そして残念ながらマルチタスク対応でないため、じっと待たねばなりません。

とはいえ、無事にアップロード完了。今回アップロードした動画は動画1分20秒で34MB。
▼iPhoneで撮影した動画の拡張子はMOVになってます。スクショ一番下が動画、我が子(^^)。

で、これまで以上に動画のアップロードが便利になったとなれば、Picasaの容量が気になるところ。

というわけで、Googleのストレージを5ドルで20GBにアップグレードしてみました。
▼そしたら、容量の表示がこんな感じになりました。

なにかが便利になるごとに、新しい何かを欲している今日この頃。またひとつ便利になった。次は何かな・・・、あ、iPhone4買わなきゃ・・・。

Eye-Fi 1.1.9(無料) for iPhone

更新:2010/09/16 powered by hiro45jp

Eye-Fi 1.1.9
カテゴリ: 写真
価格: 無料
iPhone および iPod touch 互換 iOS 4.0 以降が必要
App

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[読書メモ]「思考の整理学」にモレスキン活用法を見出す

先日通称モレ本「モレスキン 『伝説のノート』活用術」
の購入をきっかけとしてノート術にすっかりハマってる今日この頃。モレ本を読んで、また思考の整理学 (ちくま文庫)
を読みたくなったので、一部読み返してみた。

モレ本との共通点

(以下、「」は引用)

p.97〜 「手帖とノート」

  • 「三上」=「鞍上、机上、厠上」で思いついたことを書き付ける。鞍上は馬の上のことで、「いま様に言うなら通勤電車」です。「厠上」はトイレですね。どこでもメモをとるクセをつけることを強調しています。モレ本の堀さん流に言うなら「ユビキタスキャプチャー」でしょう。
  • 「手帖の中でアイディアを小休止する」書いたものを寝かせておくそうです。あとで見返してこれはと思うものをノートに書き写す。
  • 「このノートはいい加減な安物でない方がいい」

p.105〜「メタノート」

  • 「苗を田植えで移植する」と「急成長する」ようにノートのアイディアをさらに「メタノート」に移行してやる。堀さんも「メタノート」という言葉を使われてます。堀さんの場合は、最初が「ノート」次が「メタノート」ですね。名前を除いて考えると、気になるアイディアを別なノートに書き写しておくという点は共通しています。

「思考の整理学」流HowTo

次に、思考の整理学が言及している細かな「手帖」、「ノート」、「メタノート」のルールをピックアップしてみます。モレスキン活用に参考になるHowTo部分です。

「手帖」

  • 手帖の「日付もケイも無視する。」モレスキンルールドノートには日付欄がなく、罫線がびっしり引いてあるので気にすることはありません。
  • 手帖では「スペースを節約しなくてはならないから、細かい字で要点のみ簡潔に書く」:これは手帖、ノート、メタノートの三段式で、手帖はアイディアを育てる場所ではなく書き留める場所という考え方だからですね。モレ本では毎日のレビュー時に加筆したり強調したりという作業を奨めているので、どこでアイディアを育てるかという考えの違いでしょう。
  • 「頭のところに通し番号を打っておく」(以上、p.100)

「ノート」

  • 1ページに1アイディア
  • 「手帖にあったことを箇条書きにして書き入れる」「手帖には3つくらいしかなかったものが(中略)5つにも6つにもなる
  • 「ノートへ移した日付」「手帖のときの通し番号」を書き込む
  • 「関連のある新聞や雑誌の切り抜き」もあれば貼付けておく。(以上、p.101)

「メタノート」

  • 1見開きに1アイディア
  • メタノートへ入れたものは自分にとってかなり重要なもので、相当長期にわたって関心事となるだろうと想像されるものばかりのはずである」(p.106)

以上、ごく個人的に気になった/参考になった部分のみピックアップしてみました。「思考の整理学」では図を交えて説明してあるのでほかにも参考にことがきっとあるでしょう。

おまけ〜モレ本の評判〜

モレ本のAmazonレビューが結構手厳しいですね。たしかに「☆ゼロ」とか「モレスキンでなくてもいいじゃん」などの意見が出てますね。「手帳術やライフハック・GTD」などに興味のある読者を対象にしているとすると「新鮮味にかける」というのは同感。そういう意味では「モレスキンでなくてもいいじゃん」は正解なのかもしれません。期待の大きかった層からしてみたらライフハックをはじめましょう的な本の中でモレスキンが紹介してあるっていうレベルの内容だったのかもしれませんね。
次は「モレスキンマニア」的なタイトルの本で、活用事例をたくさん紹介してあるとうれしいですね。