今さら感たっぷりですが、Orbを試してみました。自宅のiTunesライブラリに外出先からアクセスできる優れものです。
自宅PCの設定
まずはこちらにアクセスして、iTunesライブラリを管理している自宅のiMacにOrbをインストールします。Windows版の方が機能は充実しているようです(TVチューナ出力のリアルタイムストリーミングあり)。
インストールしたら、アカウントを作成し、iTunesやiPhotoのライブラリを読み込ませます。あっという間に完了。
iPhoneアプリ OrbMusic
iPhone用の対応アプリケーションはいくつかあります。今回試したのは、そのうちの音楽再生専用OrbMusicです。
- Orb Live : 最上位アプリ。全ての機能を使用可能。
- OrbMedia : ライブ機能以外の機能を使用可能。
- OrbMusic : 音楽再生のみ。記事作成時115円。
- Orb Live Free : 無料板。3つのメディアがランダムに選ばれるらしい。
▼Audioメニュー
▼Playlists -> My Playlistsと辿ったところ。iTunesライブラリのプレイリストがずらり。
▼プレイリストを選択して再生。
▼よくわからないのが、「Albums」や「Artists」。iTunesライブラリのアルバムやアーティストを参照できる訳ではない模様。
その他
音質
音質は元ファイルと同等のようでした。ネットワーク回線に合わせて”Stream optimized for”という設定があるので、もしかしたら設定を変えるとビットレートを変更するのかもしれません。下記スクリーンショットの設定では特に劣化は感じられませんでした。
▼アカウントとネットワークの設定画面
Wakeup On LANでスリープ解除
自宅PCからストリーミングするので、自宅PCがスリープまたは電源オフ状態では再生することができません。ただし、Wakeup On LANに対応しているようで、アプリからPCをWakeupさせることができます。残念ながら自宅iMacはWiFi接続なのでWakeup On LANは使えません。もし外出先から常時ストリーミングしたい場合はスリープさせないように設定しなくてはなりません。
▼スリープ状態だとエラーとなります。
▼Wakeupボタン
終わりに
まだよくアルバムやアーティスト分類の挙動がよく分かりませんが、8Gや16Gなど容量の限られるiPhoneやiPod Touchを使いながらも、外出先でいろんな音楽を聴きたい方には便利なアプリかも知れません。音楽再生機能だけであれば、115円で使用できるので試してみてはいかがでしょうか。