今週分のiTunesの請求が来ました。アプリだけで1050円!結構遣ったなー。まだまだ紹介していないものがいっぱいです。今日はiPhoneをちょっとしたシンセサイザー系ガジェット化してくれる、SoundMatrixをご紹介しまする。KAOSSILATORとかの専用機を含め、こういうツールは初めてでしたが、意外に楽しかったので他のものにも手を出してみようかと思えるアプリでした。
参考記事:Appbank 「誰でもエレクトロミュージシャンなiPhoneアプリ。中でも突出した出来。」
http://www.appbank.net/2009/05/19/iphone-application/26333.php
▼起動画面
▼編集画面。(16+2)x16のマトリックス状に配置されたボタンのon/offを切り替えることで、ループ音源を作ります。横方向が時間軸で16分音符が16個並んでいます。縦は16段階の音階と2段のリズム音源が割り当てられています。再生しながらの編集と鳴ります。編集すると次のループで変更が反映されて再生されます。色がついているところがその瞬間再生されている列です。
▼簡単な設定が可能です。
- Pitch=音の高低
- Tone=音のギラギラ感(よくあるギターアンプのトーンとは違う感じ。)
- Decay=音の減衰。左に行くほど音が短くなります。
- Tempo=そのままです。
- Volume=文字通りそのままです。
▼完成したら、出来上がったマトリックスの画像をメールで送ることができます。Emailボタンを押すと、ギャラリーに登録したくないか?と聞いてきます。Upload to Galleryを選択すると、名前の登録画面になります。登録するとweb上で公開され、音源をダウンロードすることが可能になります。登録を済ます、あるいは、Don't uploadを選択するとメーラーが立ち上がります。
http://soundmatrix.johnholdsworth.com/gallery.html
拙作の音源:
http://johnholdsworth.com/soundmatrix/cgi-bin/smsynth.cgi?onematrix:442371,24576,8320,135168,77880,73728,8320,12288,137734,67584,69760,12288,139276,139264,143488,4096,0.000000,0.019512,0.019512
<感想>
- 簡単にセンスあるっぽいループが作れて楽しい。
- PitchやToneなど一度作ったものを再現しやすいように、スライドバーの設定値が出てほしい。
- いくつかのループを内部に保存してシーケンスが組めるともっと遊べると思う。
- バグ?あり。再生されない音があり。(下記参照)
昨日紹介したTypeDrawingと同じくもともとFlashであったアプリケーションをiPhoneへ移植したものみたいですね。今後こういう元Flashのおもしろいアプリが増えて行くのでしょう。楽しみです。
最後にバグと疑われるものの報告をおひとつ。よく見たら、光らない、かつ、再生されていないブロックがありました。周囲のブロックの配置を変更すると再生されたりして、挙動がはっきりしません。同時発音数でひっかかっているわけではないようです。全般的には値段も考慮に入れて気に入ったところだったので、気付いたらちょっと残念な気持ちでした。(Twitterでつぶやいたら作者さんが検索で見つけてくれるかなー。)
▼赤で囲んだ部分が鳴りません。ギャラリーへはこのまま登録してます。そっちでは鳴ってたりして。
以上です。